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LSボックス採用事例 他工事監視カメラシステム

2006年 2月 28日 ケーアンドエムエンタープライズ株式会社

この度、2006年2月28日発行の「ガスエネルギー新聞」5面に、弊社LSボックスをご採用いただいた監視システムに関する記事が掲載されました。

【2006年2月28日 ガスエネルギー新聞(5面)掲載記事 全文】

ニシヤマ カメラで埋設導管監視 〜他工事監視カメラシステム〜

ガス導管用製品など販売する商社のニシヤマ(東京都大田区、西山博務社長)は、ガス事業者向けの直埋設幹線導管の未照会他工事による損傷を防ぐ「他工事監視カメラシステム」の販売を本格化する。ガス事業者は、通信・上下水道などの未照会他工事による高圧幹線損傷を防止するため、通常は監視員が毎日パトロールを行っている。新システムを採用することで、適切な時間に監視を行い保安の向上を図ることが可能である。
このシステムは、採用事業者が選定した監視個所にカメラを設置し、埋設導管の地上部分を録画し、その映像を他路線パトロール中の車内またはステーションや事務所に設置した機器で確認する。プライバシー(肖像権)保護のため、動くものを除去する動体除去機能を搭載したソフトを採用しており、通行人や通行車両を消し、駐車中の車両のみを静止画像として表示する。監視員が画面上で駐車中の工事車両を発見した場合は、現場に駆けつけることができる。
同システムはセキュリティ面を強固にしており、配信する静止画像データについてはKAM方式という一般に公開されていないファイル形式を採用、万一画像が外部に漏れた場合でも開くことはできない。さらに画像を送信するネットワークは、NTTのみで構築したインターネット網を活用しており、暗号化により外部からのアクセスは不可能である。各アクセスポイントで端末がダウンした場合は、専用リセット回線が自動的に再起動処理し、ネットワーク接続を回復する機能も備えている。
新システムはすでに東京ガスの一部の高圧幹線(東京湾岸地域)で監視用に採用され、昨年9月から運用を開始している。高圧幹線監視用に約50個所のカメラを設置、画像確認のアクセスポイントを合計10個所設けている。
東京ガスからは、新システムはパトロールの部分的な代替手段として非常に有効であるという評価を受けている。東京ガスは、新規の高圧幹線敷設に際しても同システムの導入を検討しているという。
こうした実績を踏まえてニシヤマは、ほかの都市ガス事業者への提案を活発化していく考えだ。同システムは、ガス導管の架管部分、ガスホルダーなどの監視にも活用できるため、これらの分野への導入も提案していく。
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